[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2017/12/18
抄訳記事公開日:
2018/02/08

NSF、国際ブレーン・イニシアティブの宣言を支持

NSF supports declaration of International Brain Initiative

本文:

2017年12月18日付の国立科学財団(NSF)による標記報道発表の概要は以下のとおりである。

NSFは、米連邦政府の他省庁および国際パートナーと共同で「国際ブレーン・イニシアティブ」の創設宣言を支持する。先ごろキャンベラ(オーストラリア)のオーストラリア科学アカデミーにおいて、米国、オーストラリア、欧州、日本、韓国の代表らがこの宣言を行った。この宣言は新規「オーストラリア・ブレーン・イニシアティブ」の発足に合わせて行われた。

NSFは、新たな神経技術開発の促進に期待をかける総合的な研究の取り組みである「米国ブレーン・イニシアティブ」のファンディング・パートナーであり、主導的立場でもある。NSFは「脳の理解」を支援する投資の一環として「ブレーン・イニシアティブ」に参画している。

神経科学の基礎研究における連携強化とグローバルな取り組みの適切な統合を図るべく、NSFは2016年に神経科学研究に多額の投資をしている諸国の科学者や政府代表による会議を支援した。今回の宣言は、脳研究のより強力なグローバル協力に向けて進歩が継続していることを示すものである。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]