[本文]

国名:
米国
公開機関:
全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)
元記事公開日:
2018/01/09
抄訳記事公開日:
2018/02/22
元記事の言語:
英語

気候コミュニケーション・イニシアチブの発表と諮問委員会の設置

National Academies Announce Initiative on Climate Communication; Appoints Advisory Committee

本文:

1月9日付、全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)の標記記事の概要は次のとおりである。

全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)は気候コミュニケーション・イニシアチブ(CCI)を立ち上げた。これはNASEMにある膨大な気候変動に関する情報を、一般市民や意思決定者に効果的に伝えることを可能とするものである。NASEMでは、全ての部署が気候変動に取り組んでおり、気候科学に関する新しいフロンティアを調査することに加え、次の分野で気候変動のインパクトを調査してきた。たとえば国家安全保障、農業・食の安全、異常気象による被害、海面上昇による沿岸コミュニティ、交通インフラ、コミュニティ・レジリアンス、エコシステム、健康などである。また、エネルギー、車、およびカーボン除去における新しいイノベーションや環境変化の社会的、行動科学的な調査も行ってきた。

気候コミュニケーション・イニシアチブにより、NASEMは各アカデミーと連携して気候変動に関する一般からの質問に答え、コミュニケーションに革新的方法を取り入れ、気候情報を米軍、企業、公的機関の指導者たちに広く伝えることを狙っている。さらに、多分野に対応可能な諮問委員会を設置し、イニシアチブの戦略計画を練る。委員長を務めるデービッド、ティトリー(David Titley)氏は、米国海軍の少将を務めた後、ペンシルベニア州立大学の気候危機センターを創設した気象学の教授である。また、委員会のメンバーは気候科学、気候変動の経済に対するインパクト、災害対応、科学コミュニケーション、ソーシャル・メディア、科学教育、などのバックグラウンドを持ち、政府、企業、コミュニケーション、学界、など様々なセクター、ステークホールダーを代表する人々である。本年3月にパブリック・ミーティングを予定している。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]