[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
エネルギー省(DOE)
元記事公開日:
2017/12/19
抄訳記事公開日:
2018/02/27

DOEが太陽発電用予測モデㇽの能力向上を目指した8プロジェクトを開始

Program teams to partner with system operators to validate new solar forecasting technologies

本文:

12月19日付けのエネルギー省(DOE)による標記記事の概要は以下の通りである。

本日、DOEは、太陽発電用予測モデㇽの能力を向上させるために、8プロジェクトに対して新たに1,200万ドルの資金提供を行うことを発表した。これらのモデルにより、太陽光発電レベルをより正確に予測することが可能になり、電力会社は太陽光発電の変動と不確実性をより効果的に管理し、電力網の信頼性を向上させることができるようになる。

この8プロジェクトは、国立研究所、大学、産業が協調して実施する。このうち、4プロジェクトは、太陽光発電の予測の大幅な改善を目指すものであり、 アリゾナ大学による1プロジェクトは、産業界および学界が、透明なルールとメトリクスに従って高度なモデルのパフォーマンスを評価・比較できるようにするテストフレームワークの構築を目指すものである。また、残りの3プロジェクトは、California Independent System Operator、Midcontinent Independent System Operator、およびTexas Electric Reliability Councilと協力し、高度な予測技術とグリッド構築・運用システムとの統合の検討を行うものである。

DOEによるこの資金投入は、費用分担要件により産業界から260万ドルの追加の資金調達を喚起し、合計1,460万ドルを超える官民投資をもたらすこととなる。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]