[本文]

国名:
中国
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2017/12/30
抄訳記事公開日:
2018/03/09
元記事の言語:
中国語

アジア最大級のマイクロ波計測ラボが中国で設立

亚洲最大微波测量实验室落户中国

本文:

マイクロ波特性計測・シミュレーションイメージング科学実験プラットフォームの構築に伴い、「浙江省マイクロ波による対象物特性計測・リモートセンシング重点ラボ」が浙江省德清地理情報パークに正式に設立された。浙江省湖州市では初めての省級の重点ラボである。アジアで最大級のマイクロ波計測ラボとして、マイクロ波リモートセンシングの応用領域を新たに開拓し、スペース科学技術、スペース情報等の産業イノベーションの発展において有力な支援ツールとなる。

同ラボのヘッドには、中国科学院リモートセンシング・デジタル地球研究所の研究員で、リモートセンシング衛星応用国家エンジニアリング実験室のチーフエンジニアでもある、邵芸主任が務める。邵芸主任らのグループが完成させた施設には、中国国内唯一で国際的にも先導性が高い統合的なマイクロ波リモートセンシングの基礎実験装置が整備されている。また、ブロードバンド・マイクロ波測量システム、精密軌道システム、温湿度維持システム、サンプル調整システム、巻上げシステム、送風コントロールシステムなども設置されている。各システムの試運転も完了し、計測データの取得も可能となっている。

同プラットフォームにより、これまで中国ではできなかったマイクロ波リモートセンシングの大規模な総合的実験を行うことが可能となる。また、基礎的な科学データの蓄積によりマイクロ波特性に関する理解を深めることが可能となる。同プラットフォームは、マイクロ波領域における新たな概念や設計の促進、基礎理論の側面からの高解像度の航空機あるいは宇宙衛星搭載のマイクロ波センサーの高度な実験検証、マイクロ波リモートセンシング応用分野の開発に資することが期待されている。

  • 浙江省德清地理情報パーク:浙江省湖州市徳清にある中国国内で初めて設置された地理情報システム専門の科学技術イノベーションパーク。同パークでは、2018年11月に国際連合・世界宇宙地理情報システム大会を開催予定。

[DW編集局]