[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2018/01/30
抄訳記事公開日:
2018/03/13
元記事の言語:
ドイツ語

連邦および州の共同イニシアチブ「パフォーマンスが学校を創る」

Leistung macht Schule

本文:

連邦および州の共同イニシアチブである「パフォーマンスが学校を創る」のオープニングセレモニーが開催され、これに関してドイツ連邦教育研究省(BMBF)が概略下記のような報道発表を行った。

「パフォーマンスが学校を創る」イニシアチブがスタートし、今後10年間に才能のある児童および生徒を出生、性別、社会階層に関係なく通常の教育の中で支援していく。BMBFと州は負担を折半し、合計1,億2,500万ユーロを支出する。第一フェーズ(2018-2022)では、全国で300校がこのイニシアチブに参加する。州側は綿密かつ多層なプロセスを通じて300校を選考した。

ヴァンカBMBF大臣は「あらゆる形態のたくさんの学校に隠れた人材がいる。こうした生徒たちを早期の段階で見出し、素質を伸ばしていきたい。機会均等の教育政策は、能力のある才能に恵まれた若者に最高の学習と能力開発の機会をもたらすことができることを意味している」と語った。

このためBMBFは参加する学校との密接な協力によって、才能育成に関する戦略およびコンセプトを開発するため、実践的な研究を支援する。

文部大臣会議(Kultusministerkonferenz)副議長である、ラインランド・プファルツ州のフービッヒ教育大臣は「才能ある若者の特定と育成は、才能にめぐまれない生徒たちに育成の手を差し伸べることと同様に重要である。これはドイツの学校における教育の公平性に関する最重要項目である。世界はますます複雑化する問題に直面しており、高い能力、明晰なインテリジェンス、社会的責任をもって考え、活動することを学んだ人間を必要としている。そのために我々はあらゆる形態の学校において、成績の良くない生徒と同様に成績の良い生徒を育成していかなければならない。異質性が進む社会においては、一見しただけでは、分からないないような所でも、可能性を確認することが課題となってくる」と語った。

イニシアチブに参加する学校をフォローする学際的な研究アライアンスは15の大学からなっている。研究者は学校と共同で高いパフォーマンスを促す学校文化を発展させ、授業の質、教員および生徒のモチベーションにプラスの影響を与えることが期待されている。加えて教員はその判断や教授能力を磨くことができ、学校ネットワークでの協力が促進される。

第二フェーズ(2023-2027)では学校と研究アライアンスが共同で開発したコンセプト、方法、資料等の効果が評価され、全国の他の学校にも配布されることになる。

[DW編集局]