[本文]

国・地域名:
ノルウェー
元記事の言語:
英語
公開機関:
ノルウェー研究会議
元記事公開日:
2018/01/10
抄訳記事公開日:
2018/04/19

EEA/ノルウェー・グランツに基づくポーランドとノルウェー間の研究協力に10億ノルウェー・クローネを提供

NOK 1 billion for Polish-Norwegian research cooperation under the EEA and Norway Grants

本文:

ノルウェー研究会議の2018年1月10日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===
ノルウェーとポーランドはこのほど、欧州経済領域(EEA)/ノルウェー・グランツ(Norway Grants)に基づく新たな研究協定を取り結んだ。この研究協力には、10億ノルウェー・クローネを超える資金が提供される予定である。

2017年12月20日、ノルウェーは、EEA/ノルウェー・グランツ・スキームに基づく資金の使用に関して、ポーランドとの包括的な協力協定を新たに締結した。計8億930万ユーロの割当て金のうち、1億1,000万ユーロは研究協力プログラムに充てられる。

ノルウェーのMarit Berger Røsland EEA/EU関連担当大臣は、「EEA/ノルウェー・グランツに基づくポーランドへの新しい資金供与期間の枠組みについて合意に達したことを喜ばしく思う。私たちは、これまでの期間中に成し遂げられた重要な作業をさらに継続し、事業開発、研究および地域開発の分野における取り組みを強化していきたいと考えている」と話す。

1,000万ユーロは、二酸化炭素回収貯留(CCS)研究に関する協力を継続するために確保されている。

ポーランドは、ルーマニア、エストニア、ポルトガル、チェコ共和国およびラトビアに続く7番目の国として、専門的な研究プログラムが組み込まれたEEA/ノルウェー・グランツ・スキームに基づく新たな協力協定に署名した。ラトビアとの協定は、2017年12月14日に署名されている。これらの研究プログラムに関する最新情報は、ノルウェー研究会議のウェブサイトにあるEEAおよびノルウェー・グランツに関するウェブページを参照のこと。

[JSTパリ事務所]