[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2018/03/29
抄訳記事公開日:
2018/04/27
元記事の言語:
ドイツ語

カルリチェク大臣がフランスにAIに関して結束を呼びかけ

Künstliche Intelligenz intelligent nutzen

本文:

カルリチェク ドイツ連邦教育研究大臣が初の外国訪問としてフランスを訪れ、パリでのフランスAI戦略発表に出席。これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。

カルリチェクBMBF大臣は、マクロン大統領、カルロス・モエダスEU研究・科学・イノベーション担当委員、フレデリック・ヴィダル高等教育・研究・イノベーション大臣と共に、フィールズ賞受賞者のセドリック・ヴィラニによるフランスのAI戦略の発表会に参加した。カルリチェク大臣はその講演の中で、フランス・ドイツ間の良好な関係そして両国および欧州の将来にとっての教育、研究、イノベーションの重要性を強調した。

カルリチェク大臣はフランスがAI分野に重点を置いていることを歓迎し、ドイツとフランスの活動をネットワーク化するよう呼びかけた。大臣によれば、「フランスのAIに関する新戦略は、今や実行の段階を迎えている。今や欧州における能力を結束させなければならない。仏独両国にとって新しい技術を人類のために利用することが焦点となっている」。大臣は、AIの最もダイナミックな部分である機械学習に関して、ドイツ国内の4つの拠点を約3.000万ユーロで助成すると発表した。加えて「共同プロジェクトを立ち上げ、互いの研究機関をネットワーク化し、成果を産業に移転するための新しい構造を創り出す」ことを呼びかけた。

大臣は、AIが社会的テーマとならなければならないと強調し、「AIをどのように利用するかに関して社会的議論を行わなければならない。この技術を研究し、チャンスとリスクを検討し、知識と理解を生み出し、最終的に正しい対応を学ぶことが重要と考える。例えばデータへの対応、そして安全性の観点等における仏独共通の価値観はそのための良好な基盤である」とした。AIに関する共同戦略の作成は、両国首脳が1月に共同声明で強調した通り、両国の重要プライオリティである。

カルリチェク大臣はこれに先立ちフランスのヴィダル大臣と、両国間および欧州の協力の現在および今後の重点事項について初めての会談を行った。

ドイツ連邦政府は30年以上にわたり、AI研究を助成してきた。ドイツは現在世界最大のAI研究所、ドイツ人工知能研究センター(DFKI)を有している。DFKIおよび関係するフラウンホーファー研究所はAIの産業界への技術移転およびスタート・アップ創出に貢献している。大学およびマックス・プランク協会を含めるとドイツはこの分野において傑出した研究を実施している。先週メルケル首相がパリで強調した通り、AIの国際的ネットワーク化は両国にとって重要課題である。

[DW編集局]