[本文]

国名:
英国
公開機関:
英国宇宙庁
元記事公開日:
2018/02/02
抄訳記事公開日:
2018/06/13
元記事の言語:
英語

宇宙天気ミッション構想で英国が主要な役割を果たす

UK to play a major role in space weather mission concept

本文:

英国宇宙庁の2018年2月2日付標記発表の概要は以下のとおり。

宇宙天気は、太陽が高帯電、超高温状態で、宇宙にある人工インフラや人命に有害な物質を放出するときに発生する。新しい宇宙天気ミッション構想では、太陽と地球を結ぶ線から離れた固定点(第5ラグランジュポイントとして知られる)に宇宙探査機を置き、このような事象を監視して早期警戒システムを提供できるようにすることを狙う。欧州宇宙機関(ESA)のミッションを支援するプラットフォームや機器を開発する4チームのうち3チームが英国チームである。

成長を続ける英国の宇宙セクターへの支援は、政府の産業戦略の中核をなす。英国の世界トップクラスの研究基盤と民間投資を一体化させることで、将来の技術および将来の産業に関する継続的な発展を確保する。2016年、英国宇宙庁はESAの「宇宙状況把握(SSA)」プログラムに4年間で2,200万ユーロを約束している。

まれに起こる大規模な宇宙天気は、衛星測位、短波通信、電力網に影響を及ぼす地磁気嵐を起こすことで最新の技術を混乱させる可能性がある。ESAの最近の調査では、1回の大規模な宇宙天気の発生で引き起こされる欧州における潜在的な社会経済的影響が150億ユーロに達すると見積られている。このような混乱の多くは正確な予測によって避けられる可能性がある。ESAはこれらの調査結果に基づき、今後約18か月以内に探査機や機器の最終的な設計を採択する予定である。

[DW編集局]