[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国立研究機構(ANR)
元記事公開日:
2018/07/25
抄訳記事公開日:
2018/09/28

「人工知能の学際的研究機構(3IA)」拠点として指定可能なサイトの公募開始

Lancement d’un appel à manifestations pour l’identification des sites susceptibles d’être labélisés « Instituts interdisciplinaires d’intelligence artificielle » (3IA)

本文:

2018年7月25日付国立研究機構(ANR)の標記発表の概要は以下のとおり。

人工知能(AI)の研究、教育、イノベーションを発展させ、その適用を拡大し、世界レベルでのフランスの地位強化を図るために、政府はAIの国家プログラムを開始し、特に専門機関のネットワークを支援する取り組みを行っている。第3次「将来への投資プログラム(PIA 3)」における「優先研究プログラム」の一環として2018年7月25日関心表明公募が開始されたが、その目的はAIにおける科学、経済、教育上の能力を有し、今後予定されているプロジェクト公募の終了時に「人工知能の学際的研究機構」(3IA)としての指定を獲得する可能性が高い研究拠点・地域を特定することにある。

3月29日にパリで開催されたシンポジウム”AI for Humanity”を機に開始され、国立情報科学・自動化研究所(INRIA)が統括する「人工知能国家プログラム」では、全国の卓越した活動を奨励し統括する目的で、4~5か所の専門機関で構成するネットワークの構築を予定している。これら専門機関は、AIにおける学際的および革新的な研究の展開を目指しており、AIの中心的なテーマ(アルゴリズム、推論等)、統合的テーマ(ロボット技術、データ・サイエンス等)、応用分野(国防・安全保障、輸送・移動手段、医療、環境)に関する研究活動間の連携確立を目指し、さらには人材育成を目指す。

[DW編集局+JSTパリ事務所]