[本文]

国・地域名:
韓国
元記事の言語:
韓国語
公開機関:
科学技術情報通信部(MSIT)
元記事公開日:
2018/09/27
抄訳記事公開日:
2018/11/12

文在寅政権の科学技術・ICT国際協力の推進方策

국가위상 제고를 위한 과학기술, ICT 국제협력 역할 강화

本文:

科学技術情報通信部は,国益を創出して国家の地位を向上するための4大目標と12大重点課題を含む「文在寅政権の科学技術・ICT国際協力の推進方策」を公表した。

科学技術を通じた持続可能な成長とグローバル課題の解決が,外交の中心議題として取り上げられ,これまで先進技術の習得を中心に行われてきた科学技術・ICT協力から脱皮し,国の外交関係や国際社会への貢献のための役割を強化するとしている。

<4大目標と12大重点課題>

1)韓国のイノベーション能力の向上
①第4次産業革命力を強化するための戦略的協力
②海外人材の活用による科学技術人的資源の拡大
③国際協力によるグローバル研究インフラの活用拡大

2)グローバル市場への進出促進
④第4次産業革命技術のグローバル事業化の支援
⑤海外市場への進出を通じたグローバル雇用の創出
⑥新しい科学技術・ICT市場の開拓

3)国家外交支援
⑦南北交流・協力の促進
⑧「北東アジアプラス責任共同体」の外交支援
⑨外交疎遠国との戦略的協力環境づくり

4)国際社会への貢献
⑩人類共通問題の解決への参加
⑪低開発国の革新基盤の共同調達
⑫国際機関に科学技術専門家の進出・協力の拡大

<主な変化及び成果>
◯閉鎖型国内R&D生態系のグローバル化(国際科学協力:現35位→後20位)
◯第4次産業革命技術のグローバル事業化成功事例の30件創出
◯グローバルインターンシップ,創業や企業の育成などを通じた海外雇用1,000件創出
◯輸出経験及び能力が不足しているICT中小企業500社の輸出額10億ドル創出
◯2008年以降途絶えている科学技術‧ICT協力の再開で南北交流‧協力の基盤作り

〔DW編集局〕*本記事は在韓日本大使館科学官の協力を得て作成された。