[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
米国競争力評議会(COC)
元記事公開日:
2018/10/15
抄訳記事公開日:
2018/12/14

米国競争力評議会が米国の製造業を変革し、サイバー脅威に対する回復力を高めるための主要政策課題を発表

Council releases major policy agendas to turbocharge U.S. manufacturing and build resilience to cyber threats

本文:

2018年10月15日付の米国競争力評議会による標記発表の概要は以下のとおりである。

米国競争力評議会はこのほど、連邦議会のイベントで次の2つの画期的な報告書(AccelerateとSecure)を発表した。なおこの連邦議会イベントは、産・学・官、国立研究所の幹部が主役で、開会の挨拶は、米国エネルギー省次官マーク・メネゼス(Mark Menezes)氏が行った。

●Accelerate 「促進策:エネルギーの豊富な時代に製造ルネサンスを加速する」

実施されれば米国の生産能力を加速し、米国の競争力を高める施策の要求が盛られている。

Accelerateはエネルギーと製造の関連における経済的機会を最大限に引き出すための3年間のイニシアティブである、競争力評議会のエネルギー・製造競争力パートナーシップ(Energy and Manufacturing Competitiveness Partnership:EMCP)の活発な議論と勧告を反映した最終報告書である。 EMCPは、バイオ・サイエンスから先端材料、そして航空宇宙まで、議会と行政のための競争力ロードマップの基礎をなす分野横断的な政策提言を明らかにしている。

● Secure「セキュリティ対策:デジタル経済におけるレジリエンスと繁栄の構築」

増大するサイバー脅威に対する米国の回復力を強化する能力など、サイバーセキュリティの国家的課題を提示している。

産業界、学界、労働界、国立研究所、政府を代表するサイバー分野の150人以上の専門家集団の知恵を要約し、サイバーセキュリティの国家的課題を掲げており、制定されればこの重要分野における米国の能力の強化につながる。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]