[本文]

国名:
英国
公開機関:
Innovate UK
元記事公開日:
2018/10/18
抄訳記事公開日:
2018/12/17
元記事の言語:
英語

有害なプラスチック廃棄物を削減するための革新的な取り組み

Dissolving seaweed sauce sachets among innovative schemes to cut down on harmful plastic waste

本文:

2018年10月18日付Innovate UKの標記報道発表の概要は以下のとおり。

生分解性の海苔袋や河川からプラスチックの除去を狙ったコバンザメからヒントを得た技術が、環境浄化のための4百万ポンドの政府資金支援を受ける11件の革新的プロジェクトの中に登場する。

グレッグ・クラーク(Greg Clark)ビジネス・エネルギー・産業戦略大臣はこのほど、プラスチック廃棄物の撲滅を目的とした新しい製品やプロセスを開発するコンペティションの勝者を発表した。環境保護に役立つ、より環境にやさしく、よりクリーンな経済への移行は、政府の新産業戦略の重要な部分である。

採択対象者の中には、ロンドンのスキッピング・ロックス・ラボ(Skipping Rocks Lab)がある。その最先端の施設では、プラスチック包装を海藻に置き換えることによって、持ち帰りカウンタでの使い捨ての調味料小袋を過去の遺物と見ることができるような構想に取り組んでいる。プラスチック製水筒の代替品としての使用に成功したこの材料は、果物のように速く生分解され、プラスチックよりも安価である。

政府からのファンディングを獲得した企業には、上記のほか次の企業がある。

・Ichthion社:コバンザメが餌を得る方法を模倣して、船舶搭載バキュームで英国の水路を詰まらせるプラスチックをろ過する。
・Axion社:車のバンパーやオートバイのヘルメットなどのプラスチックで、現在は埋め立て地に送られているものをリサイクルし、容器やケーブルなどの新しい製品に成形するためのプラスチック・ペレットに変える。
・Polymateria社:食品廃棄物とともに堆肥として直接まとめることができるような生分解性プラスチックを作る。

本コンペティションは、将来の世代のためにより良い環境を残しつつ、低炭素経済への移行から経済的利益を享受できるように、廃プラスチックとの戦いにおける英国の世界的リーダーシップの確立を狙った、2,000万ポンドのプラスチック研究・イノベーション基金の支援を受けている。

[DW編集局]