[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
米国科学振興協会(AAAS)
元記事公開日:
2018/10/22
抄訳記事公開日:
2018/12/21

AAASが州および地方レベルでの公共政策討論に係るイニシアチブを開始

AAAS Launches New Initiative on Local and State Advocacy in the U.S.

本文:

10月22日付けの米国科学振興協会(AAAS)による標記記事の概要は以下のとおりである。

AAASは、米国の州および地方レベルの公共政策討論に科学的証拠を導入するための有効な提唱者としてAAASメンバーを参加させるイニシアチブを開始した。本イニシアチブの主眼は、地域により異なる自治体の気候変動影響への対応に関する政策討論や意思決定に科学者を参加させることにある。

本イニシアチブをリードし、科学者と地域社会の参加を調整するために、ダン・バリー(Dan Barry)氏が、AAAS政府関係局の州および地方自治体アドボカシーのディレクターに就任した。バリー氏は、科学、環境、気候変動を横断する地域キャンペーンの経験が豊富であり、最近ではecoAmericaにおいて同種の取組みを行い、以前は、コロンビア特別区エネルギー環境部の上級気候政策アナリスト等を務めていた。

バリー氏は、「我々は、米国内の地域社会との交流を深め、AAAS全ての部門と協調しつつ、本イニシアチブを進めていく予定である。既に地域社会で科学的課題に取り組んでいる科学者が多数存在し、その数はさらに増えている。本イニシアチブはそのような科学者に有益な機会を提供するものである。」と述べた。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]