[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2018/11/28
抄訳記事公開日:
2019/01/29
元記事の言語:
ドイツ語

「バイオ・アジェンダ」作成に関する専門家との議論

Startschuss für die "Bio-Agenda"

本文:

バイオロジーからイノベーションへを主題に、11月28日カルリチェク連邦教育研究大臣とアルトマイヤー連邦経済エネルギー大臣は有識者と議論した。連邦政府は「バイオ・アジェンダ」により、より多くの生物学的な資源や原則、プロセスが産業で利用されるように貢献したいとしている。バイオ・アジェンダを通じて現代のグローバルな社会的課題、例えば資源の枯渇から国民病克服まで取り組む。

カルリチェク大臣は「生物学的素材は、多くの人が考える以上に、産業界および日常生活で既に多様に利用されている。たとえば、分解が早いトウモロコシの澱粉から作るプラスチックなどである。バイオ・アジェンダで生物学の膨大なポテンシャルの開発を支援していく。このためバイオロジーとエンジニアリングの連携を振興し、技術移転を支援する。我々の将来は「バイオ」にかかっている。持続的かつ将来性のある経済のために研究と技術移転を連動させ、科学、産業、市民社会をこの重要なテーマに結集させる」と強調した。

アルトマイヤー大臣は次の通り強調している。「デジタル化の後、バイオロジーが次の大きな成長・イノベーションサイクルの扉を開くことになる。特に、環境保護、資源効率化、医療ケア等に大きな貢献を果たすことが期待されている。バイオロジーは、全ての業種にわたり、経済全体をカバーする。「バイオ経済」が経済成長の中心になるであろうことを確信する」。生物学的有機体およびその原則について既に多くを知っている。ライフサイエンスにおけるブレークスルーやデジタル化のような技術の著しい進歩のおかげである。とはいえバイオロジーが秘めるポテンシャルは、ドイツでは汲み尽くされているというのにはほど遠い状態である。ドイツの研究は優れた業績を上げている。ライフサイエンスとその他の自然科学および工学との相互作用がわくわくするチャンスをもたらしている。ここが連邦政府のバイオ・アジェンダの活躍の場となる。アジェンダは現存の戦略およびプログラムをベースとして構築されており、それらをネットワーク化し、さらに発展させる。研究助成と並び実用化への知識と技術の移転および社会の組み入れが重要な役割を果たす。

両大臣との議論に参加したのは18人の専門家である。2019年夏にバイオ・アジェンダの基本点について連邦閣議決定する。

[DW編集局]