[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
米国科学振興協会(AAAS)
元記事公開日:
2018/11/27
抄訳記事公開日:
2019/02/06

ヒトゲノム編集の報道に関するAAASの声明

AAAS Statement on Recent Media Reports of Human Gene-Editing

本文:

11月27日付の米国科学振興協会(AAAS)による標記声明の概要は以下のとおりである。

「臨床前段階の十分な科学的根拠と、ヒト胚をゲノム編集することのリスクと社会的含意に関する包括的な公開討論なしに、ヒトゲノム編集の臨床試験を行うことは無責任である。ゲノム編集のリスク、利益および倫理に関する科学的で公開された議論を拡大していくことが緊急に必要とされていることを、最近のメディアの報道は示唆している。同時に、ヒトゲノム編集の適切な監視を確保するとともに、その誤用・悪用の潜在的可能性を制限するために、現行の倫理および規制に関する枠組みは研究機関および各国によって見直され、改定されるべきである。」

ラッシュ・ホルト CEO
AAAS

[DW編集局+JSTワシントン事務所]