[本文]

国・地域名:
韓国
元記事の言語:
韓国語
公開機関:
科学技術情報通信部(MSIT)KAIST気象庁
元記事公開日:
2018/12/05
抄訳記事公開日:
2019/03/06

次世代小型衛星1号および韓国初の独自開発静止軌道衛星の打上成功

차세대소형위성 1호 발사 성공, 정상궤도 진입 및 위성체 정상 작동천리안위성 2A호, 오늘 12월 5일 새벽 발사 성공

本文:

科学技術情報通信部とKAISTは,「次世代小型衛星1号」が米国ヴァンデンバーグ空軍基地からの打ち上げに成功した旨公表した。

同衛星は,2019年2月から約2年間,太陽爆発による宇宙放射線のプラズマ状態を測定して銀河中の星の赤外分光を観測するなど宇宙科学研究に活用される映像資料を国内関連機関に提供するとともに,国内の大学や産業が開発した7つの中核技術の宇宙環境での性能検証をする予定としている。

また、科学技術情報通信部と気象庁は,「静止軌道複合衛星2A号(千里眼2A号)」が南アメリカフランス領ギアナから正常に打ち上げられた旨公表した。

約2週間かけて目標高度36,000kmの静止軌道に移行し,約6ヶ月間の軌道上試験を経て,2019年7月から本格的な気象サービスを提供する予定としており,千里眼1号に比べて解像度が4倍の高精細カラー映像を10分毎(緊急時2分毎)に地上に伝達するとしている。

〔DW編集局〕*本記事は在韓日本大使館科学官の協力を得て作成された。