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国・地域名:
南アフリカ
元記事の言語:
英語
公開機関:
南アフリカ国立研究財団(NRF)
元記事公開日:
2018/12/14
抄訳記事公開日:
2019/03/06

アフリカ・オープンサイエンス・プラットフォームが始動

Launch of the African Open Science Platform

本文:

南アフリカ国立研究財団 (NRF)の2018年12月14日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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南アフリカで開催された第4回科学フォーラムの席で、アフリカ・オープンサイエンス・プラットフォーム(African Open Science Platform:AOSP)に関するビジョンと戦略が発表された。アフリカ全土にわたるこの試みは、アフリカの研究者に交流機会を与え、共通の目的共有と意見交換の促進を通じて彼らをデータ集中科学の最先端に位置させることを目的としている。

AOSPは南アフリカ科学技術省(DST)Kubayi-Ngubane大臣により承認され、AOPSの審議会議長を兼務する Khotso Mokhele博士が代表を務める(博士は南アフリカ国立研究財団(NRF)の責任者に就任した経験もある)。

AOSPのコンセプトは、2015年の科学フォーラムで提案された。このフォーラムでは、国際科学会議(ICSU)、国際社会科学協議会(ISSC)、第三世界科学アカデミー(TWAS)およびインター・アカデミー・パートナーシップ(IAP)など国際的科学組織の第1回会合が開かれ、ビッグデータの世界におけるオープンデータに関する国際協定が公表された。さらにこれがきっかけとなって会談が行われ、2016年の科学フォーラムでのAOSPの発表に結び付いた。

AOSPの創立メンバーは、今後2年間でこのプラットフォームを運用可能な状態にする。プラットフォームは、2019年5月にAOSP共同議長を務めるIsmail Serageldin博士が主催する創立メンバーと国際的な資金提供者による会合の場で始動する予定である。

プラットフォームが本格的に稼働するのは2020年の見込みである。DST、NRF、ICSU、科学技術データ委員会(CODATA)および南アフリカ科学アカデミーも、このイニシアティブに積極的に参加している。

[JSTパリ事務所]