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 科学技術振興機構 研究開発戦略センター(CRDS)
File No. 271-008

中国科学院院長、中国におけるエネルギー科学技術発展のロードマップを提示

中科院提出我国能源科技発展50年路線図

中国: 科学時報[中国語]:
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2007年 9月19日

 2007年9月19日付けでアップされた「サイエンス・ネット」の記載では、ポイントとして以下のようなことが記されています。

 全国人民代表大会副委員長で中国科学院院長の路甬祥氏は、9月19日の「中国科学院・エネルギーの持続可能な発展戦略座談会」において、中国におけるエネルギー科学技術の発展に関する戦略的ロードマップを提示した。

 路甬祥院長は、「中国は再生可能エネルギーの拡大、化石燃料の高能率・クリーン利用、エネルギー機構の合理化を早急に進め、中国経済社会の発展に必要な体系を構築する必要がある。」と述べ、30年から50年後にかけての戦略的計画を述べた。

 計画の前期(現在〜2020年)では、省エネ・クリーンエネルギー技術の開発に重点をおき、石炭の液体化や石炭ベースのエタノール技術などを本格的な応用段階に進め、エネルギーの高能率化や二酸化炭素排出削減を推進する。また、原子力エネルギーや水力以外の再生可能エネルギー技術の開発にも積極的に取り組む。

 中期(2030年頃)には、原子力及び再生可能エネルギーを主体とした技術開発に重点を置く。高速増殖炉による原子力発電を実現、太陽光エネルギーの高能率化、光合成メカニズムの光化学変換材料への応用などを進める。

 後期(2050年頃)には中国は持続可能なエネルギー体系を構築し、中国の経済社会発展に必要なエネルギーを満足させる。化石燃料への依存度は60%以下とし、再生可能エネルギー技術の規模拡大、核融合技術の開発に重点を置く。

 また路甬祥院長は、中国における持続可能な発展体系構築をより現実的なものとすべく、水力以外の再生エネルギーに関する国家重大専門プロジェクト及び研究基地の設置の必要性についても言及した。

[文責: JST北京駐在]

(2007年 9月26日更新)