[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国立情報科学・自動化研究所(INRIA)
元記事公開日:
2014/04/07
抄訳記事公開日:
2014/05/28

Alstom社とINRIAがエネルギーおよび移動手段に応用する電子情報技術に特化した共同研究室を創設

Alstom et Inria créent un laboratoire commun dédié aux technologies du numérique appliquées à l’énergie et à la mobilité

本文:

国立情報科学・自動化研究所(INRIA)の2014年4月7日標記報道発表の概要は以下のとおり。

Alstom社とINRIAは2014年4月7日、エネルギーや移動手段に応用される分散システム、モデル化、シミュレーション領域を専門とする共同研究室を創設する旨発表した。この共同研究室を通じてINRIAはAlstom社に対する研究協力を行う。それによって産業界は技術的難関を突破し、またエネルギーや輸送の将来市場を狙ったプロセスおよびサービス提供において情報技術の利用を拡大できるようになる。

両者が共同で運営する本研究室には両組織から約20名の研究者、技術者のほか、博士課程院生やポスドクが結集される。研究室立ち上げ時の当初研究プロジェクトは輸送および再生可能エネルギーに関するもので、具体的には次の4項目からなる。

・輸送分野におけるデータネットワークの効果
・都市の鉄道輸送システムの調節方策
・水力発電所群の再構成可能な構造と強力な協働利用型制御コマンドアルゴリズムの設計
・輸送および熱エネルギー分野向けの複雑系利用可能性のシミュレーション

[DW編集局+JSTパリ事務所]