[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2014/08/27
抄訳記事公開日:
2014/11/12

中国インターネット大会2014が北京で開幕

2014中国互联网大会在京开幕

本文:

2014年08月27日付の「中国科学報」ネット版は、中国インターネット大会2014が北京で開幕したと報じた。本記事ではその概要をまとめる。

8月27日、中国工業 ・情報化部(省)、中国国家インターネット情報弁公室等の部門が後援し、中国インターンネット協会主催の第13回中国インターネット大会2014が北京で開幕した。本大会は、「無限の機会を創造――新時代の経済のエンジンを生み出す」をテーマとし、中国工業・情報化部(省)の苗圩部長、尚氷副部長、中国国家インターネット情報弁公室の任賢良副主任、中国科学技術協会書記処の徐延豪書記、中国インターネット協会の鄔賀銓理事長等が開幕式に出席した。

苗圩部長は開幕式で、「20年前、国際インターネット接続と国際衛星の専用ラインの開通によって、インターネットへの接続が実現された。20年が経ち、中国は既にインターネット強国となった」と述べた。尚氷副部長は、「中国はインターネット業界で大きな成績を取得した。同時に、巨大なチャンレンジにも直面している。解決しなければならない切迫した問題が多くある。例えば、ブロードバンドのインフラ整備は、国際先進レベルとのギャップが依然として大きい。業界全体のイノベーション能力と競争力はまだ向上の余地がある。ネットと情報のセキュリティ情勢が日増しに厳しくなっている。インターネット分野での国際発信力がまだそれほど高くない等である」と語った。

鄔賀銓理事長は基調演説で、「インターネットは20世紀の最も偉大な発明であり、既に我々の仕事と生活に入り込んでいる。今年6月まで、中国のインターネット普及率は既に46.9%に達している。ネットユーザーの週間平均利用時間は29.5時間である。インターネットは経済成長を押し上げる上で重要な役割を果たしている」と述べた。

3日間にわたる同大会は、モバイルインターネット、オンラインファイナンシング、ウェアラブルデバイス、インテリジェント・ハードウェア等、20余りのフォーラムを開催する見込みである。本大会は更に6,000平方メートルの展示場を設け、約1万3,000人余りが参加する見通しである。

[JST北京事務所]