[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2015/01/05
抄訳記事公開日:
2015/01/21

エネルギー転換のための応用研究

Anwendungsnahe Forschung für die Energiewende: Neue Förderbekanntmachung in Kraft getreten

本文:

連邦経済エネルギー省(BMWi)は、第6次エネルギー研究プログラムの中で新たな助成プログラムを告示した。これに関して連BMWiは概略下記のような報道発表を行った。

2050年までに進められる再生可能エネルギーとエネルギー効率化をベースとするエネルギー供給の構造転換は、革新的な技術とシステム問題解決によってのみ達成可能である。そのための前提となるのが、アカデミアと産業界の密接な協力における応用研究と幅広い技術の開発である。この目的のため、BMWiは応用研究を強化し、プロジェクトの焦点を初めて総合的なエネルギー分野の連携に当てることなる。即ち、エネルギー生産、転換、移送、エネルギー貯蔵、配分、各種セクターにおけるエネルギーの利用までを対象とする。

分野融合的な研究を通じて新しい、進歩的可能性が生まれる。目標は、新しいエネルギーと効率化技術の開発における経済的、技術的なリスクを軽減し、イノベーションによる最適化を可能にすることである。
エネルギー転換に期待される貢献:
・エネルギー生産、配分、利用におけるエネルギー効率化
・未来のエネルギーシステムのための再生可能エネルギーの設備とシステムの向上
・エネルギーに起因する温室効果ガス排出の削減
・より高度な効率化と最適な設備、システムによる発電コストの削減
・産業界と研究機関の国際競争力を強化し、将来性ある、質の高い雇用を創出

[DW編集局]