[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
エネルギー省(DOE)
元記事公開日:
2015/01/30
抄訳記事公開日:
2015/03/17

エネルギー省(DOE)、第1次エネルギー・イノベーション・ハブ向けファンディングの5年更新を発表

Energy Department Announces Five Year Renewal of Funding for First Energy Innovation Hub

本文:

2015年1月30日付のエネルギー省(DOE)発表によれば、大統領の一般教書演説における包括的エネルギー戦略の推進指示を受けてDOEはこのほど、議会が定めた政府歳出予算に従い、既存の稼働中原子炉の仮想バージョンとして使える高度コンピューティング能力開発を目的として2010年に設立されたエネルギー・イノベーション・ハブである、軽水炉高度シミュレーションコンソーシアム(CASL)に対してファンディングを更新する旨発表した。これにより、米国にとって手ごろで頼りになるエネルギーを供給する一方で、低炭素エネルギーの未来という大統領の目標達成の中心となるエネルギー源の革新的研究を進めるに当たり、原子力が役割を果たすことができるようになる。

上記ハブは、議会が定めた政府歳出予算に従い、5年間に1億2150万ドルの助成を受ける。今後5年間、CASLの研究者は、小規模のモジュラー型原子炉を含む追加的な原子炉設計も含めるために、第1フェーズの間に構築されたモデル化・シミュレーションツールの拡張に重点を置く。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]