[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2015/04/16
抄訳記事公開日:
2015/05/19

中山大学、世界最大の眼科学実験室を設立

中山大学将打造世界最大眼科学实验室

本文:

2015年4月16日付の「中国科学報」ネット版は、「中山大学、世界最大の眼科学実験室を設立」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

3月31日に広州で開かれた「2015 第30回アジア太平洋眼科学コンファレンス」(APAO 2015)が明らかにしたところによると、APAOの永久会議場と事務局は2014年の年末に完成された中山大学中山眼科センターにある眼科学国家重点実験室(珠江新城院区に位置する)に設置する。

中山大学中山眼科センターは中国初の医療·教育·科学研究·眼の疾患予防と治療を一体化する先端的多機能眼科センターで、50年の発展を経て中国国内および世界中有名な眼科センターの1つとなっている。

中山大学中山眼科センターは珠江新城分院の建設完成後、30,000平方メートル余りの床面積と約200以上の眼科患者用ベッドが増加し、入院難を改善する見込みである。眼科学国家重点実験室の面積が3,500平方メートルから9,000平方メートルに拡大され、世界最大の眼科学実験室になる。

アジア太平洋眼科学会次期会長、中山大学眼科学国家重点実験室の林順潮主任は、「アジア太平洋眼科学会(APAO)は初めて本部を中国に設置する国際医学学術組織である。これは中国眼科学の発展·進歩が国際眼科学界に認められ、今まで中国眼科学の国際化への評価である」と表明した。

3月31日、アジア太平洋眼科学会(APAO)のRajvardhan Azad会長、中山大学中山眼科センター主任兼眼科病院の劉奕志院長、アジア太平洋眼科学会のClement Tham事務局長、中山大学眼科学国家重点実験室の林順潮主任は共同でアジア太平洋眼科学会事務局の除幕式に参加した。

[JST北京事務所]