[本文]

国・地域名:
フィンランド
元記事の言語:
英語
公開機関:
フィンランド技術庁(Tekes)
元記事公開日:
2015/04/22
抄訳記事公開日:
2015/05/22

フィンランドの子供向け教育アプリ開発企業が中国市場で成長

Finnish firm BeiZ grows to become leading Western educational technology firm in China

本文:

フィンランド技術庁(Tekes)の2015年4月22日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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BeiZ社は中国で創業したフィンランドの企業で、子供向けの教育用アプリ開発を専門としている。子供たちにも人気が高く、フィンランド技術庁(Tekes)から資金供与を受けて開発された同社のアプリは、消費者市場を席巻している。現在は企業への売り込みを目的とした次のステップが進められている。

BeiZ株式会社は2010年に中国で創立された教育用アプリの開発業者である。CEOを務めるMile Heikinheimo氏によれば、BeiZは、広く使用されている言語だけでなくフィンランド語やスウェーデン語、ノルウェー語といった希少言語で、3歳から8歳の子供を対象とした言語や数学に関するアプリを提供している唯一の企業だという。BeiZが開発したLola Pandaとその友人たちの冒険は、過去2年間で1,000万回以上ダウンロードされ、登録ユーザーも200万人を超えた。

BeiZ社は、中国で起業した後すぐにスウェーデンにも事業を拡大した。Tekesに対して、さらに進化したアプリ制作のための資金を申請している。

[JSTパリ事務所]