[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国立宇宙研究センター(CNES)
元記事公開日:
2015/04/27
抄訳記事公開日:
2015/05/28

アルツハイマー病: 水が早期マーカーとして役立つ可能性

Alzheimer : l'eau pourrait servir de marqueur précoce

本文:

国立科学研究センター(CNRS)の2015年4月27日標記報道発表の概要は以下のとおり。

構造生物学研究所(IBS – CEA/CNRS/UJF)、ラウエ・ランジュバン研究所、材料・物理工学研究所(LMGP – CNRS/Grenoble INP)の研究者らが参画する国際共同研究で、水の分子の動きがアミロイド・タウ線維の存在を示す代理マーカーとなり得ることが明らかになった。この線維はアルツハイマー病の進行に直接関与し、これを検出することでこの病気の早期診断が可能になる。この成果は2015年4月27日付米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載されている。

[DW編集局+JSTパリ事務所]