[本文]

国・地域名:
オランダ
元記事の言語:
英語
公開機関:
オランダ科学研究機構(NWO)
元記事公開日:
2015/05/22
抄訳記事公開日:
2015/07/01

持続可能な都市開発にかかる総額540万ユーロの国際共同公募

5.4 Million euros for transnational research projects on Sustainable Urban Development

本文:

オランダ科学研究機構(NWO)の2015年5月22日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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サンパウロ研究振興財団(FAPESP)、英国経済・社会研究会議(ESRC)、オランダ科学研究機構(NWO)が総額約540万ユーロの資金提供を行う共同公募「持続可能な都市開発(Sustainable Urban Development)」に7件の国際研究プロジェクトが採択された。2015年から各プロジェクトがスタートする。レジリエンスや社会的公正とガバナンス、民主主義などのテーマを調査する共同研究プロジェクトの実施を通じて、ブラジル・サンパウロ州、英国、オランダ間における研究協力体制の強化を目指す。

さらには、現在そして未来の社会が直面する課題に対して持続可能な解決策を提示できるよう、都市エリアにおける持続可能な開発の推進を探っていくことになる。

およそ540万ユーロの研究総予算は、ブラジルFAPESP(ブラジル)と英国ESRC、そしてオランダNWOという3つの研究会議が共同で拠出する。今回の共同公募は、科学研究における新興国との協力を奨励し、持続可能性に関する研究を推進するというNWOの方針の一環として位置づけられている。

[JSTパリ事務所]