[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2019/10/09
抄訳記事公開日:
2019/12/02

今後の国際研究協力に関するBEIS大臣の講演

The future of international research collaboration

本文:

2019年10月9日付ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の標記発表では、Brexit後の国際協力についてクリス・スキッドモア(Chris Skidmore)科学担当大臣による講演内容を報じている。講演の要点を以下に記す。

Brexitの後は、ヨーロッパの隣人や同盟国との単に友好的な関係だけでなく、より広い世界とのより良い関係を築き上げたいと考えている。研究・イノベーション・エコシステムは、真に国際的なものである。英国はEUを離脱するが、欧州との協力関係を必ずしも置き去りにするわけではない。また、世界のその他の国々にも目を向け、視野を広げ、新しいパートナーシップを形成することも意味する。

そういう理由で「国際研究・イノベーション戦略」や「国際教育戦略」は発表された。どちらも今年初めに発表されたもので、国際協力の明確な枠組みを示している。過去3年間に、英国の学術発表論文の52%以上が国際的なパートナーと共同で作成されている。「国際研究・イノベーション戦略」は、これを守り、強化することを狙っている。

グローバルな知識経済としての英国の未来は、「人材の自由」に依存しており、勉学、研究、革新的な企業の立ち上げと成長に最適な場所としての魅力を保護し、高めることにある。

[DW編集局]