[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
原子力・代替エネルギー庁(CEA)
元記事公開日:
2019/11/19
抄訳記事公開日:
2020/01/27

Ice:気候・環境科学向けの新規インフラ

Ice : nouvelle infrastructure pour les sciences du climat et de l’environnement

本文:

2019年11月19日付原子力・代替エネルギー庁(CEA)の標記発表の概要は以下のとおり。

気候・環境科学向けインフラ(Ice)は、気候・環境科学研究室(LSCE:CEA / CNRS / ヴェルサイユ・サンカンタン・アン・イヴリン大学の混成研究ユニット)の研究要員および研究機器を単一のサイトにまとめることを目的とする。この建物は、「将来への投資」プログラムを通じた政府の資金支援のほか、イル・ド・フランス地域圏やエソンヌ県の資金支援を受けている。2019年11月19日、パリ・サクレーキャンパスのCEA研究センターの敷地に開設された。

LSCEチームは、その専門能力と研究業績の質で国際的に認められている。このたび開設の気候科学を象徴するこの建物は、最高の世界水準の研究センターとなる。現在、研究所の要員(研究者、、研究支援者(エンジニア、テクニシヤン)、大学教職研究者、学生)300人のほとんどがこの建物にいる。

Ice は、外国の科学者や経済関係者にとっても魅力ある拠点である。技術的ノウハウを活用して気候サービスを展開したいと考えている新興企業や中小企業に役立つことを目指している。

[DW編集局+JSTパリ事務所]