[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国防科学技術研究所(Dstl)
元記事公開日:
2025/06/26
抄訳記事公開日:
2025/07/25

国防科学技術研究所、未来戦闘航空システム開発の技術者募集

Join the Future Combat Air System programme at Dstl

本文:

(2025年6月26日付、国防科学技術研究所(Dstl)の標記発表の概要は以下のとおり)

国防科学技術研究所(Dstl)は、英国の安全保障を支える革新的な航空防衛プロジェクト「未来の戦闘航空システム(Future Combat Air System:FCAS)」に高度な技術者の参画を求めている。FCASは有人戦闘機を中心とする、F-35など多様な航空資産や無人協調プラットフォームと連携した高度統合システムを構築し、次世代の戦闘能力を飛躍的に向上させる。

英国、日本、イタリアの三国による国際共同調達プログラム「グローバル・コンバット・エア・プログラム(GCAP)」は、2035年の新型戦闘機「テンペスト」完成を目指し、資金と技術を共有し先端航空技術の開発に挑んでいる。第四世代機ユーロファイターや第五世代機F-35の開発背景を鑑みると、FCAS およびGCAPはプログラマブル要素(PE)、特にソフトウェアを中核に据えた技術創出に注力している点が特徴的である。

PEは人工知能(AI)、データ処理、アプリケーション、オペレーティングシステム、仮想化、複雑電子ハードウェアを含み、迅速なソフトウェア更新を通じて運用効果を維持・向上させる。国防省(MOD)のPEチームは産業界や国際パートナーと連携し、品質とスピードを両立するPE開発環境の整備に注力している。

GCAPが目指す第六世代戦闘機は、第五世代の低観測性やシステム統合に加え、自律性と迅速な適応力を備えた革新的機体であり、その実現には高品質なPEが不可欠である。DSTLは、このMOD最重要な調達プログラムにおいて、有人・無人次世代戦闘機の安全かつ確実な運用を支える、FCASチームへのPE技術者の積極的な参加を期待している。

[DW編集局]