[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国研究・イノベーション機構(UKRI)
元記事公開日:
2025/10/14
抄訳記事公開日:
2025/11/17

UKRI、英国の研究・イノベーション強化に新たなフェローシップ投資枠組みを導入

New fellowship framework to strengthen UK research and innovation

本文:

(2025年10月14日付、英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり)

フェローシップに対する新しいアプローチにより、さまざまなキャリア段階の研究者やイノベータにとって、資金調達の機会がこれまでよりも明確で、理解しやすく、利用しやすりものになる。

UKRIは2025年10月14日、新たなフェローシップ投資枠組みの導入を発表した。この枠組みにより、フェローシップ制度の簡素化と整合化を進め、申請者、研究機関、UKRIの効率向上を図る。また、以下の方法でUKRI戦略の実現を支援する。

・人と組織が時間と資源を最大限に活用できるよう支援する
・専門領域および学際領域にわたる個人およびチームへの支援を強化する
・研究・イノベーション分野における分野横断的・セクター間の人材流動を促進する

フェローシップは、個人のキャリアの飛躍を後押しする権威ある助成制度であり、多くの優れた研究者やイノベータにとってキャリア開発の礎となっている。

UKRIは毎年約350名の新フェローを支援し、英国全土で2,000名を超えるフェロー・コミュニティを形成している。

新たな枠組みは、研究・イノベーション・コミュニティからのフィードバックを踏まえて設計されており、より明確で一貫性のある制度設計によって、応募者や研究管理者が才能ある人材の成長と活躍の支援に専念しやすくなる。

この枠組みは、以下のことを実現する。
・出口志向のフェローシップカテゴリーの明確な設定
・制度の複雑性と事務負担の軽減
・新たなニーズに対応する柔軟性の向上

[DW編集局]