[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2013/05/08
抄訳記事公開日:
2013/08/01

中国知的財産局は、世界最大の特許局に  

中国知识产权局成世界最大专利局  

本文:

2013年5月8日付の「中国科学報」ネット版は、中国知的財産局は、世界最大の特許局になると報じた。本記事ではその概要をまとめる。

国家知的財産権局の田力普局長は、8日に上海で開催された第1回中国(上海)国際技術輸出入取引会開幕フォーラムにおいて、「昨年中国国家知的財産権局が受理した世界約140カ国・地域からの特許出願総数は、世界全体で出願された特許出願総数の約3割を占めており、これは歴史的なブレークスルーである」と述べた。

世界知的所有権機関副総幹事は同フォーラムにおいて、「中国は現在、世界知的所有権機関により作り上げられた国際特許制度の4番目の利用国になった。50万件の特許出願を提出し、特許出願件数で中国国家知的財産権局は世界最大の特許局になった」とのこと。

中国は、昨年発明特許出願件数が初めて世界一のアメリカを上回った。田力普局長によると、「目下中国は、国際共通ルールと一致し、分類が整った知的財産権法律と規則システムを作り、それを経済・社会発展のニーズに合わせて絶えず完全なものとし、技術輸出入貿易など経済活動の健全な発展のために良好な法律と政策の環境を作っているところ」とのこと。

[JST北京事務所]