[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
エネルギー・気候変動省(DECC)
元記事公開日:
2014/02/19
抄訳記事公開日:
2014/03/20

洋上風力発電の分野において「世界的なリーダー」であり続けるために

DECC and industry sets out plan to stay ‘world leader’ in offshore wind and boost economy

本文:

エネルギー・気候変動省(DECC)の2014年2月19日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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洋上風力から得る経済的便益を最大にすることが、英国政府にとって重要な優先事項である、と最新の報告書が伝えた。洋上風力プログラム委員会(Offshore Wind Programme Board:OWPB)の年次報告書では、コストを削減し英国経済に対する便益を最大化するための現実的な措置を、包括的なプログラムでいかに追求しているかが説明されている。この包括的なプログラムは、技能からイノベーション、資金調達から契約などの問題に広く対処するものである。

2014年1月の時点で、英国は明らかに洋上風力発電における世界のリーダーである。運転中の設備容量は約3.6GW、さらに1.4GWの発電所が現在建設中である。すでに1,000基を超える洋上風力タービンが設置されており、英国は世界で最も魅力的な投資先となっている。DECC(エネルギー・気候変動省)と産業界は、世界最大の洋上風力発電市場であり続けるための計画を打ち出している。これに関連して最近、2020年までに8~15GW、2030年までには最大で41GWの発電施設の配備を可能にするシナリオが発表された。

[JSTパリ事務所]