[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
首相官邸
元記事公開日:
2014/05/13
抄訳記事公開日:
2014/06/13

洋上風力: フランスは欧州のトップに立つ手段を有している

Eolien en mer : "la France a les moyens de devenir leader européen"

本文:

政府の2014年5月13日標記報道発表の概要は以下のとおり。

セゴレーヌ・ロアイアル環境・持続可能開発・エネルギー大臣は、産業界、エネルギー業界を集めて、海洋での再生可能エネルギーの開発促進を要請した。2020年時点で6000メガワットの発電能力を備える施設を目標とする。

フランスには海洋再生可能エネルギーの領域で欧州のリーダーになるという高い目標がある。フランスにはそれに見合う資質があり、欧州においては水力や陸上風力発電では第2位の能力を備えており、11百万平方キロメートルにわたる洋上発電域を有する世界第2の洋上発電大国である。

フランスは2020年にその発電量の3.5%に当たる6000メガワットを洋上発電する能力の施設を目標として定めた。海洋でのこの能力には産業界の力を必要とする。EDF、GDF、Suez、Alstom、Arevaの各社を擁するフランスは、海洋エネルギーに関して国際的な花形企業を複数抱える。

2000メガワットの発電量を占める洋上風力発電所4箇所がすでに準備されており、新たに2箇所で1000メガワットの洋上風力発電所が建設される。投資額は約35億ユーロになるが、これにより国内の産業施設の活性化が可能になる。

[DW編集局+JSTパリ事務所]