国立標準技術研究所(NIST)の2014年5月8日標記発表の概要は以下のとおり。

NISTはこのほど、米国の産業界における製造・イノベーション能力の向上を目的として技術ロードマップを展開する新規または既存の産業界主導共同事業体に対して、総額9百万ドルになる19件の先進製造技術企画の助成を決めた。助成額は最長2年間で378,900～540,000ドルの範囲である。

助成を受ける各プロジェクトは研究開発の目標を特定して優先順位をつけ、必要な作業量を明らかにし、技術の開発・移転の促進と製造能力の向上に向けた次なる手順を開始する。プロジェクトの協働作業は、フレキシブル・エレクトロニクス・マニファクチャリングからバイオマニファクチャリングまで、さらには紙・パルプ製造から成形・接合技術までの広範囲の産業・技術に跨る。技術ロードマップの策定は助成を受ける全プロジェクトの重要な構成要件である。

[DW編集局]