[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
科学技術部(MOST)
元記事公開日:
2014/06/16
抄訳記事公開日:
2014/07/23

初の中国-南アジア諸国科学技術閣僚会議が昆明で開催

首次中国-南亚国家科技部长会在昆明召开

本文:

中国科学技術部(MOST)ウェブサイトは2014年6月16日付で、中国と南アジア諸国は最近昆明で科学技術閣僚会議を開催したと伝えた。本記事でその概要をまとめる。

本会議は中国と南アジア諸国の科学技術担当閣僚間で開かれた初めての合同会合であり、MOST曹健林副部長の司会により進められた。中国MOSTの万鋼部長をはじめ、アフガニスタン、パキスタン、スリランカ、バングラデシュ、モルジブ、インド、ネパールの科学技術担当大臣や政府代表者等が出席した。

各国の参加者は、双方の科学技術分野での協力を更に幅広く、深く全面的に展開するよう議論を行い、協力の内容や形式等について以下の多数の面で合意に達成した。
1)双方の科学技術協力の重要性を認識した。
2)中国からの合同実験室の創設や若手研究者の育成等に関する提言を採択した
3)多様な協力の実施、バイ又はマルチの科学技術協力体制の整備、政府ベース・企業ベースの協力基盤の充実化、科学技術パートナーシップの構築に合意した。

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● 中国-南アジア技術移転センターが発足
6月6日午前に開催された第2回中国-南アジア博覧会の開幕式において、中国科学技術部(MOST)万鋼部長及びアフガニスタン、バングラデシュ、パキスタン、インド、ネパール、モルジブ等諸国の科学技術担当大臣等は、中国-南アジア技術移転センターの開所を宣言した。汪洋副総理と関係各国の国家指導者も開所式に出席した。
同センターは、MOSTと雲南省の共同によりつくられたものとして、今後は中国・南アジア諸国に向けて、主に以下の業務等を実施する。
1) 中国-南アジア技術移転協力ネットワークを構築する
2) 中国-南アジア技術移転の情報基盤とマッチングの場をつくる
3) 中国-南アジア技術移転に関する活動を行う。

[JST北京事務所]