[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
科技日報
元記事公開日:
2014/09/18
抄訳記事公開日:
2014/11/28

APEC科学技術イノベーションパートナーシップ会合が北京で開催

APEC科技创新政策伙伴关系机制会议召开

本文:

科技日報は2014年9月18日、APEC第4回科学技術イノベーションパートナーシップ会合(PPSTI)が17日に北京で開催したと報じた。本記事でその概要をまとめる。

本PPSTI会合は、「将来に向けたアジア・太平洋パートナーシップの構築」をテーマとし、中国、日本、米国など21のAPEC加盟国・地域から行政・産業・学術界の100人近くが参加した。

中国科学技術部(MOST)の曹健林副部長は挨拶において、中国は、科学技術イノベーションに向けた政策対話、イノベーションに関する経験・ノウハウの共有、民生に資する基礎・最先端分野の研究における実質的な協力、科学技術資源の共有、若手研究者の交流とキャパシティビルディングなどにおいて各国と協力したいと述べた。

会議では、APEC枠組下の協力の進捗状況、民間セクタのPPSTIへの参与勧誘等について検討を行った外、産学官間の政策対話と実質的協力によって、域内の科学技術協力及び社会経済の持続的発展を実現させることを目的とした「イノベーション駆動型発展」の提案書を採決するとなった。

また、本PPSTIでは、「「地域経済の一体化を推進する」、「経済の革新的発展、改革と成長を促進する」、「全面的なインフラ施設とコミュニケーションを整備する」等を優先課題に設定された。

[JST北京事務所]