[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立衛生研究所(NIH)
元記事公開日:
2014/10/23
抄訳記事公開日:
2014/12/16

NIH、前頭側頭型変性疾患の研究助成を発表

NIH announces grants for frontotemporal degeneration research

本文:

2014年10月23日、国立衛生研究所(NIH)は前頭側頭型として知られる特定型の認知症に関する3件の大型5ヵ年プロジェクトを助成することを発表した。これらプロジェクトは、NIHの国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)、国立老化研究所(NIA)、国立先進トランスレーショナル・サイエンス・センター(NCATS)の支援により、2014年に総額590万ドル強の助成を受ける。

約50,000人の米国人が深刻な行動変化や言語・認知障害を引き起こす前頭側頭型変性疾患(FTD)を背負って暮らしている。病気が進展すると、各個人は計画的行動、他人との対話、自身のケアに問題が生じる。

3件の助成対象プロジェクトは次のとおり。

・家族性前頭側頭型認知症被験者の長期的評価
・前頭側頭葉変性症の臨床研究コンソーシアム
・C9ORF72反復拡張における神経変性疾患の病理生物学

[DW編集局+JSTワシントン事務所]