[本文]

国・地域名:
アイルランド
元記事の言語:
英語
公開機関:
アイルランド科学財団(SFI)
元記事公開日:
2015/01/30
抄訳記事公開日:
2015/02/20

SFI、「2015年の雇用行動計画」でSTEMを重視

STRONG FOCUS ON SCIENCE, TECHNOLOGY, ENGINEERING AND MATHS IN ACTION PLAN FOR JOBS 2015

本文:

アイルランド科学財団(SFI)の2015年1月30日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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科学・工学研究への投資を行うアイルランド科学財団(SFI)は2015年1月30日、2015年の政府雇用行動計画に織り込まれている、科学、技術、工学および数学(STEM)の各部門における雇用の維持・拡大に明確に重点を置いた施策を発表した。

具体的な行動は以下の通り。

‒ 2018年までに、STEM分野の卒業生を年間13,800人とする。
‒ 革新的なエネルギー研究システムを確立する。SFIは、Targeted Research Professorship Programmeにおいて、優れた研究成果を上げているエネルギー研究者を誘致する。
‒ 持続可能な食糧、エネルギーおよび製造業など、機会やニーズのある主要分野の研究スキルと研究能力を育成し、アイルランドの競争力を強化する。
‒ SFIのIndustry Fellowship Programmeを通じて、アイルランド産業界への雇用に繋がる研究者層を拡大する。
‒ SFIが支援する研究チームに所属する研究者の研修により、起業に結び付く企業家精神を養い、研究成果を商機に変えられるよう支援する。
‒ SFIパートナーシップ・スキームを拡大し、主要分野における産業・研究協力のさらなる進展を図る。

[JSTパリ事務所]