[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2015/02/23
抄訳記事公開日:
2015/03/06

電気自動車教育会議

Fit für die Mobilität von morgen

本文:

連邦教育研究省(BMBF)はナショナル・プラットフォーム エレクトリカルモビリティ(NPE)と共にベルリン工科大学において電気自動車教育会議を開催。これに関してBMBFは概略下記のような報道発表を行った。

ドイツは電気自動車のリーディング・サプライヤーとなるチャンスを有している。電気自動車の将来にとって本質的な要素となるのは、傑出した教育を受けた専門人材である。この中心になるのは専門的人材向けの実践訓練と座学のコンビネーションであるデュアル教育と工学教育をどのように組み立てて行くかである。

ヴァンカBMBF大臣は「優れた電気自動車には優秀な専門人材が必要である。生産やサービスにおける新しいニーズは、職業訓練制度を変化させる。未来のためにドイツの教育システムを適応させることは、長期的な雇用の確保につながる」と語った。同会議では、大学教育と職業教育界と、職業訓練生、大学生、エンジニアが、どのようにしてエンジニアの大学教育を実践的にし、最新技術に立脚したデュアル教育を展開すべきかを議論する。

BMBFは教育改革を積極的に助成し支援しており、教育をテーマとするいわゆるパイロットプロジェクト14件だけでも合計で1,800万ユーロを投資している。これまで大学14校に電気自動車に関連する30弱のコースを新設している。ドイツ全土で自動車分野の職業再教育に関して100件以上の措置を講じている。これに加えBMBFは、手工分野における電気自動車関連の職業資格に関して500万ユーロ助成している。

[DW編集局]