[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2015/03/26
抄訳記事公開日:
2015/04/17

2人に1人以上のドイツ人が生涯学習を受けている

Mehr als jeder zweite Deutsche macht eine Weiterbildung

本文:

国民の生涯学習に関する調査「Adult Education Survey 2014」が発表された。これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。

国民の生涯学習に関する調査「Adult Education Survey 2014」によると、2014年において就業可能な年齢の全ドイツ人の51%が少なくとも一つの生涯学習を受けている。2012年にくらべ2%の上昇となり、2010年以降のドイツにおける生涯学習の増加が確認されている。

ヴァンカ大臣は「これによって我々は、2008年の教育サミットで設定された目標である50%を達成した。生涯学習は今やトレンドとなり、それは事実であり、また重要なことである。生涯学習は全員に個人として、また専門的にも自己開発するチャンスをもたらすものである。こうして生涯学習は就業者のモティベーションを高め、同じく企業の技術力基盤を強化することになる」と語った。

BMBFはここ数年このような前向きな展開を支援してきた。それらには、奨学金や教育奨励金等の増加といった多様な手段やプログラムが含まれる。BMBFは今年初めから生涯学習相談のための電話サービスを開始した。ヴァンカ大臣は「我々は市民が熱心に生涯学習及び職業資格の問題と取り組むのを支援する。何故ならば生涯学習の可能性を知るものだけが、適切なオファーを探し求めることができるからだ」と語った。
「Adult Education Survey」は2007年から2年から3年ごとにドイツで実施されている。

[DW編集局]