[本文]

国名:
フランス
公開機関:
高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)
元記事公開日:
2017/12/11
抄訳記事公開日:
2018/02/15
元記事の言語:
フランス語

気候変動に対処するための研究・イノベーションの強化

Climat et développement : pour mobiliser les financements, renforçons la recherche et l'innovation !

本文:

2017年12月11日付高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)の標記発表の概要は以下のとおり。

2017年12月12日に行われた「One Planetサミット」において、持続可能開発・国際関係研究所(Iddri)は、MESRIの後援の下にハイレベル・セミナーを開催した。終了時の声明では、研究や気候対策に関する各々の役割の多様性、各々の出身地域の多様性の中で、参加当事者全体の合意事項を取りまとめている。

「One Planetサミット」には、脱炭素で復元力があり、かつ公平である新しい形態の繁栄への投資を目的として、ファンディング機関を動員する狙いがある。そのためには、現在の開発モデルに対して修正すべき要因を適切に理解し、効果的かつ適切な方法でファンディングングを行うべき対象を把握するために、知識に対する投資が必要である。

今後2020年までに発展途上国に対して約束されている1,000億ドルなどファンディングの活用に当たってまずなすべきことは、来るべき気候変動の特性の把握・解明および開発モデルの検討・構築に必要な知識の強化であり、さらには関係当事者の支援に役立つ戦略の強化である。

・まずは将来性があり各国の状況に適した実行可能なプロジェクト提案を大幅に増やす必要がある。そのためには科学的な基盤を確立して迅速な技術移転を促進し、気候変動の課題に対処可能な規模にするべく、研究・イノベーション・新技術開発能力のほか、利用、教育、組織、金融工学についても共同構築・展開を進める必要がある。

・並行して上記プロジェクトに対してファンディングがなされるような環境を創出する必要がある。

・プロジェクトの実際の効果を評価、長期にわたる影響の追跡、国および国際的な規模での経験のフィードバックの組織化、そして全く新しく共有する開発目標に必要な中長期ビジョンの策定に少しずつ貢献するなどの、集団的学習能力を開発する必要がある。

[DW編集局+JSTパリ事務所]