[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)北京事務所
元記事公開日:
2018/01/09
抄訳記事公開日:
2018/02/21

マクロン仏大統領の訪中期間中における科学技術協力動向について(2) 宇宙分野の協力

複数の関連記事により抜粋

本文:

フランスのマクロン大統領は1月8~10日に、就任後初の中国公式訪問を行った。訪問期間中の宇宙・航空分野関連とみられる動きについて、以下にまとめる。

・ 1月9日、チャイナユニコム社(China Unicom)と仏ユーテルサット社(Eutelsat)は、「一帯一路」沿路地域へ向けた衛星通信業務共同運営の協力覚書を締結した。
(URL:https://www.chinadaily.com.cn/interface/yidian/1138561/2018-01-11/cd_35483337.html

・1月9日、習主席とマクロン大統領立ち合いの下、中国国家航天局(CNSA)とフランス国立宇宙研究センター(CNES)が「CNSA・CNESの宇宙技術を気候変動・宇宙探査へ応用するための共同研究に関する覚書」を締結した。このうち、気候変動分野では、宇宙気候観測の基盤整備、対地球観測の協力強化、地球気候変動分野の研究成果の流通促進、宇宙データの応用・革新等、宇宙探査分野では、近地球軌道、月及び火星における無人・有人探査の協力等が含まれる。
(URL:http://www.xinhuanet.com/mil/2018-01/12/c_129789379.htm

・1月9日、北京航空航天大学とフランス国立民間航空大学校(ENAC)は習主席・マクロン大統領立ち合いの下、教育プログラムの共同運営に関するMOUを結んだ。両校は、浙江省政府及び両国関連企業と提携の上、高レベルで国際的な新しい大学を共同で設立することになる。

また、両校は2011年から、航空分野において研究協力を深く実施している他、人材育成にも取り組んでいる。
(URL:http://www.miit.gov.cn/n1146290/n1146402/n1146445/c6010021/content.html

・1月10日、マクロン大統領は中国空間技術研究院で実施されている中仏海洋衛星(CFOSAT)プロジェクトを視察し、同時期に開催の中仏気候変動円卓フォーラムへ出席して両国同分野の研究者、高校生代表らと交流した。
(URL:http://tech.sina.com.cn/d/s/2018-01-10/doc-ifyqkarr8290896.shtml

※CFOSAT衛星は、波長分散型X線分析装置とマイクロ波散乱計を搭載し、2018年下半期に打ち上げられる見込み。このうち、中国側はマイクロ波散乱計の開発、ロケットと衛星の提供、及び衛星発射後の観測コントロールを、仏側は波長分散型X線分析装置の開発を担当する。同衛星で得たデータは、世界の気候変動研究へ共有するという。

 

 

 

[DW編集局]