[本文]

国名:
米国
公開機関:
全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)
元記事公開日:
2018/02/15
抄訳記事公開日:
2018/04/04
元記事の言語:
英語

NASEMが環境衛生問題イニシアティブの設立を表明

National Academies Announce Initiative on Environmental Health; Appoint Advisory Committee

本文:

2月15日付けの全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)による標記記事の概要は以下の通りである。

NASEMは、環境が人の健康にどのように影響するかといった、環境衛生に係る複雑な問題に対する米国の取組み方法を変革するために、各アカデミーを横断する環境衛生問題イニシアティブ(EHMI: Environmental Health Matters Initiative)を開始する。EHMIは、環境、医療、社会科学、エネルギー、工学等の各機関からすべての専門知識を結集し、また政府、企業、学術機関の指導者を参画させることで、最新科学を探究し、有望な解決策を特定し、環境衛生を改善するための革新的な道筋を作成することを目指している。

長年にわたりNASEMは、環境衛生に関する研究および政策においてガイダンスとリーダーシップを提供してきており、例えば、毒性試験、リスクアセスメントと問題の定式化、そして、米国環境保護庁(EPA)の将来に関する科学に大きな影響を与えてきた。NASEMはまた、災害後の健全で回復力のある持続可能なコミュニティの構築や気候変動アセスメントのリスク評価など、環境衛生と交差する可能性のある分野での広範な研究を行ってきている。

EHMIを介してNASEMは、対応が必要な分野での重要な問題に対処するための方法を特定・計画し、その複雑さを探索し、包括的かつ持続可能な選択肢の開発を可能とし、危機が発生した場合に迅速な専門的対応を行うことについて、会議招集や取り組みを促進することでリーダーシップを発揮する。

EHMIにおいて、環境衛生問題について国家に助言し、幅広いステークホルダーが関連事業に参加・活用できるようなアウトリーチメカニズムを創設するために、複数の専門分野の委員からなる運営委員会が設置された。 同委員会は、ジョンズホプキンス(Johns Hopkins)大学のトーマス・バーク(Thomas Burke)教授が議長を務める。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]