[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2018/03/08
抄訳記事公開日:
2018/04/18

UNICARagil 自動運転、電気自動車モデルの開発プロジェクト

Taxi, Familienauto, Lieferfahrzeug und Shuttle der Zukunft

本文:

ドイツ連邦教育研究省(BMBF)は、具体的用途に合わせた自動運転、電気自動車モデルを開発するプロジェクトをスタートさせることとし、これに関して概略下記のような報道発表を行った。

UNICARagil プロジェクトでは、最新の研究成果を自動運転と電気自動車に結集させる。このプロジェクトで開発される車両は多用途に対応し、効率的、快適かつ安全でなければならない。最終段階で、ドイツの一般道で実証実験を予定している。こうして2022年までに、物流および人員輸送領域でモジュラー構造による、排気ガスを出さない、無人自動車を開発していく。

ラッヘル政務次官はプロジェクトのオープニングにあたり、「タクシーや配送車両等の日常の利用に耐える電気自動車に対する需要は大きい。研究によって、高性能で、信頼でき、排気ガスを発生しない自動車が開発できるよう配慮していく。UNICARagilによってドイツで他に類を見ないがスタートする」と語った。

プロジェクトで開発されることになる4つの具体的な応用ケース:
・AUTOtaxi: スマートフォンで呼び出し、ドアを開くことができ、乗客は快適かつ安全にA地点からB地点へ移動し、自動車内のユーザー・インターフェースおよびアプリを通じて情報が得られ、乗客の要請に応えて、自律的に停車する。
・AUTOelfe: 家族全員へのサービス用に自動化された車。例えば買い物を行い、子供たちを音楽学校へ移送、アプリを使って家族が全てを調整する。
・AUTOliefer: 空間効率の高い運送技術による「モバイル・パックステーション」として無人の自動車が車の外側でパッケージを受け取り、配達する、そのため輸送が受取人の留守に関係なくできる(日中および夜間の配達)。
・AUTOshuttle:乗客は列車に乗っているように移動可能な車両。複数の自動車が電気的に連結され、しかも鉄道車両のように動き、それにより交通空間を最小なものとすることができる。座席も場所をとらないよう、フレキシブルに利用できるため、オプションとして貨物輸送も可能。

アーヘン工科大学の主導によって開始されるこのプロジェクトにはドイツ全国から14の大学研究所、中小企業4社を含む6企業が結集している。BMBFは「ドイツによるマイクロエレクトロニクス ― デジタル化のイノベーション牽引車」と題する助成プログラムの枠組みの中で約2.300万ユーロを投入し、このプロジェクトを支援している。BMBFは都市型テスト環境CERMcityおよび革新的な走行シュミレータへの助成を行い、自動走行という急速な成長が見込まれる領域のための重要な研究インフラに資金を投入している。

[DW編集局]