[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2018/05/08
抄訳記事公開日:
2018/05/31
元記事の言語:
ドイツ語

BMBF助成による持続的河川管理に関するプロジェクトの成果

Sprudelnde Ideen für besseres Wasser

本文:

連邦教育研究省(BMBF)の助成による水管理に関するプロジェクトの結果が公表され、これに関して概略下記のような報道発表がなされた。

新たな研究結果により、河川の水質を一層改善できることが明らかになっている。新たな早期警報システムによって、健康に有害な細菌による河川等の汚染についてより速く予報を出し、住民を適切に保護することができる。またレーダー計測の利用によって地域ごとの雨量予測を効率的かつ非常に正確に行うことが可能となった。これによって豪雨後の河川の水量をより精密かつ早期に予測し、住民を洪水等の災害から効果的に保護することができる。これらはBMBFの助成による持続的河川管理に関するプロジェクトの成果であり、8日ベルリンで発表されたものである。

マイスターBMBF政務次官はこの結果の発表に当たり「一連の研究は水質改善につながる。水質の良い河川は自然への負荷軽減を意味し、飲料水や河川や湖における遊泳、あるいは洪水防止等、市民生活をより豊かにするものである」と語った。

ここ数年、水質改善において著しい成果が上げられているとはいえ、ドイツの河川で良好あるいは非常に良好な状態にあるとされるものは、全国で僅か6.7%に過ぎない。湖沼、沿岸水域等においても同じような状況になっている。BMBFのReWaM(ドイツにおける持続的河川保護に関する地域水資源マネジメント)と題する振興策の各プロジェクトでは3年間の研究期間終了後に、河川の利用と保護を調和させるための実用指向型のコンセプトを提示する。

さらなるプロジェクト成果として、新たな計測方式が開発された。これは初めて詳細な河川の水質マッピングおよび検査を容易かつ広域的に可能にするものである。遠隔操作による計測ボートによって水上、水中の河川状況を自律的に把握できる。高解像度のデータ解析および河川のヴァーチャル3D監視を行うことができる。

[DW編集局]