[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2018/02/05
抄訳記事公開日:
2018/06/14

英国が、科学・研究・イノベーションでEU閣僚との共同取り組みを推進

Science Minister promotes joint working in science, research and innovation with EU Ministers

本文:

ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の2018年2月5日付標記報道発表の概要は以下のとおり。

サム・ギマー(Sam Gyimah)大学・科学・研究・イノベーション担当大臣は2月2日ブルガリアで開催されたEU競争力会議に出席し、欧州の研究担当閣僚と会談した。この席で同大臣は、卓越性、競争力、世界に対する開放性の原則を欧州の科学・イノベーションの基本理念として残し、現在および将来において、英国がこれらの原則の具体化に主導的役割を果たすことへの期待を表明した。

ギマー大臣はさらに、他のEU加盟国のカウンターパートとの2国間会合において上記メッセージを強調しつつ、英国および欧州の研究者らの懸案事項についても議論した。同大臣はEUとの野心的な科学・イノベーション協定に対する政府の期待を繰り返し強調し、英国がEU加盟国である間に助成が決まったEUからの競争的資金に関しては(EU離脱後も英国政府が支出を)保証するとの英国の公約についても言及した。

ギマー大臣の会議後の発言は次のとおり。
・競争力会議は、英国の研究者が欧州の研究プログラムで引き続き協力できるようにすることで、研究・イノベーションの推進に共同して当たることの重要性を議論する素晴らしい機会であった。
・英国は世界トップクラスの学術研究機関および国際的に認知された科学・イノベーション基盤を備えており、世界中から最も優秀な人材が英国での研究のためにやってくる。
・産業戦略に関する政府の野心的な構想を通して、英国がこの先何年も研究・イノベーションの「人気のある」目的地として残るよう取り組んでいる。
・したがってEUとの特別で深いパートナーシップを引き続き追求することは英国の利益になる。

[DW編集局]