[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2018/12/04
抄訳記事公開日:
2019/02/05
元記事の言語:
ドイツ語

人工知能戦略を発表

Strategie Künstliche Intelligenz offiziell auf Digital-Gipfel vorgestellt

本文:

連邦政府がニュルンベルクにおいて人工知能(AI)戦略実行のスタートを宣言。連邦教育研究省(BMBF)はこれに関して概略下記のような報道発表を行った。

12月4日カルリチェクBMBF大臣がニュルンベルクで開催された連邦政府の第18回デジタル・サミットを訪問。デジタル・サミットでは、「人工頭脳」が二日間にわたる会議の中心テーマとなっており、この関連でカルリチェク大臣はアルトマイヤー連邦経済大臣、ボェーニング連邦労働社会省次官と共に人工知能戦略を公式に発表した。

カルリチェク大臣は次のように語った。「本日、ニュルンベルクにおいて公式に連邦政府のAI戦略をスタートさせる。“AI Made in Germany“を国際的に認知されたトレードマークとしていきたい。この戦略によってドイツと欧州で将来のイノベーション・エンジンを始動させるものである。才能ある人間そして適切な構造は成功への鍵である。同分野の研究と教育を促進するため、100人の新たなAI領域の教授を採用する。学習システム・プラットフォームおよびコンピータンス・センター、トランスファー・センターをベースに、AIに熱意を持った人たちが最適な状態で成長していけるような優れた仕組みを築いていく。AI戦略はドイツの経済、科学、研究そして全ての連邦州との密なる協力への幕開けとなるものである」。

革新的なAI技術の開発そして成功の基盤となるのは、才能ある若者たちへの優れた教育や訓練である。どのようにして学校における現代的な学習、教育環境を成果あるものにできるのか。この問いに答えるのがHasso-Plattner-Institutが開発し、BMBFが助成したスクール・クラウドであり、既に全国数多くの学校で授業に利用されている。これは生徒、教員、保護者が、簡単に、場所や時間に縛られることなく教材にアクセスできるようにするものである。デジタル・サミットではニュルンベルクのデューラー高校の生徒たちがカルリチェク大臣およびドイツ連邦議会議員を前にスクール・クラウドでの物理の実験を紹介した。続いて生徒たちは大臣を囲み、学校のデジタル教育の役割について意見を交換した。

生徒たちとの意見交換後、大臣は次のように強調した。「日常のあらゆる場所でデジタル化を感じる。ドイツは現代的な国としてデジタル技術のチャンスを学校にもたらさなければならない。全国の生徒たちと会話を通じて、若者たちが新しい授業のツールに大きな関心を持っていることが明らかとなった。歴史の授業はますます面白く、物理の実験はあらゆる側面で可能になる。スクール・クラウドの例から、デジタル教育で何が可能なのかかを見て取れる。今後は全ての学校において、迅速に適切なインフラを設けるべきである」。

[DW編集局]