[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 高等教育・研究省(MESR)
- 元記事公開日:
- 2013/05/28
- 抄訳記事公開日:
- 2013/06/17
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高等教育・研究関連法案が国民議会で可決される
- 本文:
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高等教育・研究省の2013年5月21日報道発表によると、同省が主催する標記シンポジウムが同日パリのコレージュ・ド・フランスで開かれた。報道発表は以下のように伝えている。
本シンポジウムの課題は2014年1月1日に発効する欧州の新規枠組プログラム「Horizon 2020」へのフランスの参加促進である。
[「France Europe 2020」: 研究・知識移転・イノベーションに関する戦略計画]
冒頭でフィオラゾ高等教育・研究大臣がフランスの研究・知識移転・イノベーションに関する戦略計画「France Europe 2020」の紹介を行った。欧州の高等教育・研究圏の構築に向けてフランスが実施する施策の主要な指針を発表したものである。
[科学界に対して2014~2020年の欧州新規プログラムへの備えの要請]
本シンポジウムは議論の場、経験共有の場を提供するものであり、次の目的がある。
・今後予期される欧州の高等教育・研究圏、とりわけ2014年1月1日開始予定の新規欧州枠組プログラム「Horizon 2020」の課題に対して、フランスの研究・イノベーション当事者の注意を喚起する。
・欧州プログラムへのフランスの参加情況を改善する。[シンポジウム参加者は400名]
高等教育・研究施設の責任者、地方自治体の代表、提携企業のトップ、産業界・イノベーション中小企業を代表する協会等が出席した。
[テーマ別の4つのパネル討論]
4つのパネルで各々次のテーマが議論された。
・国と欧州それぞれのプログラム策定の連繋適正化
・研究者に役立つ形での地方および国レベルの協力活性化
・「Horizon 2020」プログラムへの参加促進目的での監督機関や各施設の戦略
・イノベーションを担う機関(人)の動員 [DW編集局+JSTパリ事務所]