[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立保健医学研究所(INSERM)
- 元記事公開日:
- 2013/07/01
- 抄訳記事公開日:
- 2013/07/31
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国立保健医学研究所(INSERM)2012年次報告
- 本文:
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国立保健医学研究所(INSERM)はこのほど標記報告書を公表した。その中から主要な部分を抜粋して以下に示す。
[概要]
・2012年下期に実施されたINSERMの論文発表の変遷に関する計量書誌学的分析によると、最近の5年間のINSERMの発表論文数はその前の5年間に比べて39%増加している。これをインパクト係数の大きい20誌に絞ると、基礎研究で42%増、臨床研究では52%増である。
・2012年は新たな「将来への投資」が実行段階に入った。高度化推進(IDEX)、技術移転促進組合(SATT)、大学病院研究院(IHU)の各プロジェクトである。
・統治と戦略のより効率的な組織形態も推進された。生命・医療科学全国研究連盟(AVIESAN)は設立3年目を迎え、テーマ別複数機関研究機構(ITMO)はINSERMの研究室と学界・産業界の提携先との間に立って研究における調整推進の役割を果たしている。
・経済的に困難な状況下で2013年予算は高等教育・研究省でも優位な地位を保ち、INSERMに対する補助金は3.8%増となった。
・研究チームの能力向上が産業界での成果利用を継続的に行う方策に結びついている。「INSERM Transfert」は2012年収支の均衡を達成し、1000件を超える保有特許を管理している。[2012年財務報告]
・支出総額: 837,506,534ユーロ(2011年比で6.7%増)
・収入総額: 823,765,628ユーロ(2011年比で0.8%増)
・公共サービス負担分に対する補助金: 593,019,176ユーロ
・施設資産総額: 493,504,088ユーロ(ただし知の発展に携わる研究者の能力たる重要資産は会計的評価の対象になっていない)
・人件費: 481,075,734ユーロ(福利厚生等社会的負担を含む。施設運用費の61%) [DW編集局+JSTパリ事務所]