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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2013/05/22
- 抄訳記事公開日:
- 2013/08/01
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中国人が抗エイズ新薬を開発 臨床試験段階へ
- 本文:
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2013年5月22日付の「中国科学報」ネット版より、中国人による抗エイズ新薬の開発についての記事を紹介する。
中国教育部のウェブサイトによると、鄭州大学の常俊標教授ら研究チームが開発したエイズ治療新薬「Azvudine」がこのほど、中国国家食品薬品監督管理総局の承認を得て臨床試験の段階に入った。同新薬はエイズ患者の治療費用を大幅に削減する可能性がある。
Azvudineは鄭州大学などが共同開発したエイズウイルス逆転写反応(RT)抑制剤で、次世代エイズ治療薬である。臨床前の研究によると、既存の抗エイズ薬と比べ、Azvudineは変異したHIVに対して遮断作用をより効果的に発揮することができ、低い薬物耐性と高い治療効果を持つという特徴がある。中国科学院昆明動物研究所が実施した試験によると、現在臨床で使用される抗エイズ薬である3TCと比べ、同新薬の活性度は1000-2000倍以上に達する。
目下、エイズの治療薬は、体内のHIVを根絶できず、長期的に服用する必要があり、薬物耐性リスクと副作用が大きく、価格が高いなどの問題が存在するが、Azvudineは、低い薬物耐性リスクと高い治療効果というメリットがあり、価格も海外から輸入される薬物を大きく下回る。
[JST北京事務所]